💡 Rimo Voiceとは
Rimo Voice(リモボイス)は、Rimo合同会社が開発・提供する日本語特化型のAI議事録・文字起こしサービスです。2019年に元Google・Wantedlyエンジニアの相川直視氏が設立したRimo合同会社(東京都渋谷区恵比寿)が運営しており、独自の日本語音声認識エンジンを搭載しています。
最大の特徴は、1時間の音声データをわずか約5分で高精度に文字起こしできる処理速度と、日本語の専門用語や固有名詞にも対応する認識精度の高さです。単なる文字起こしにとどまらず、AIによる自動要約、議事録テンプレートへの整形、会議AIアシスタントとの対話機能など、会議の記録から活用までをワンストップでカバーします。
2024年時点で25万ユーザー・2,000社以上の導入実績があり、BOXIL SaaS AWARD Winter 2024では議事録ツール・ソフト部門で「Good Service」をはじめ6つの称号を獲得しています。大手企業から中小企業、個人利用まで幅広い層に支持されている国産SaaSツールです。
Rimo Voiceが誕生した背景には、日本のビジネスシーンにおける議事録作成の課題があります。多くの企業で会議後の議事録作成に数十分から数時間を費やしており、本来の業務に充てるべき時間が圧迫されていました。特にリモートワークの普及に伴いオンライン会議の数が急増し、議事録作成の負担はますます大きくなっています。Rimo Voiceはこの課題を解決するために、日本語に最適化されたAI技術を核として開発されました。
⚙️ 主要機能の詳細

Rimo Voiceは、会議の録音から議事録の共有までを一気通貫でサポートする多彩な機能を備えています。以下、各機能について詳しく解説します。
AIボットによる自動録音
Googleカレンダーと連携することで、Rimo VoiceのAIボットがZoom、Microsoft Teams、Google Meet、WebExなどの会議に自動で参加し、録音を行います。ユーザーが手動で録音を開始する必要がなく、会議のスケジュールに合わせて自動的に記録が開始されるため、録音忘れを防げます。プロプラン以上ではボットによる録画回数が無制限です。ボットは会議の開始時刻に自動的に参加し、終了時に自動退出するため、ユーザーの操作は一切不要です。
高精度AI文字起こし
日本語に特化した独自の音声認識エンジンにより、句読点を含む自然な日本語テキストを生成します。専門用語や業界固有の表現にも対応しており、文字起こし精度は90%以上とされています。音声データはMP3、M4A、WAV、AAC、MP4、MOVなど幅広いフォーマットに対応しています。また、30以上の言語をサポートしているため、多言語会議の文字起こしにも活用できます。音声ファイルのアップロードによる文字起こしも可能で、過去に録音した音声データの一括処理にも対応しています。ファイルサイズの制限も比較的寛大で、長時間の会議録音でも問題なく処理できます。
話者分離(スピーカー識別)
会議参加者ごとに発言を自動で分離・識別する機能を搭載しています。オフライン会議での話者分離精度は約80%で、手動でのラベリング学習を重ねることで精度が向上します。オンライン会議ではボットが参加者情報を取得するため、より正確な話者識別が可能です。話者ごとに発言がラベリングされるため、「誰が何を言ったか」を明確に記録でき、議事録としての実用性が大幅に向上します。
AI自動要約
文字起こしされたテキストから、AIが会議の要点を自動的に抽出・要約します。各社固有の議事録フォーマットやひな型に合わせてカスタマイズでき、組織の文化や業務フローに沿った議事録を自動生成できます。要約の精度はユーザーから高く評価されており、議事録作成の工数を9割以上削減できたという声も多数あります。要約結果はそのまま社内ポータルやチャットツールで共有できるレベルの品質を備えており、追加の編集作業が最小限で済みます。
会議AIアシスタント
プロプラン以上で利用できる会議AIアシスタント機能では、文字起こしされた会議内容に対してAIに質問や指示を行うことができます。「この会議の決定事項をまとめて」「次のアクションアイテムを抽出して」「この議題について参加者の意見を整理して」といった対話的な操作が可能で、議事録の品質向上や情報整理に役立ちます。2025年にはβ版として「喋るBotアシスタント」機能も提供開始され、会議中にAIがリアルタイムでサポートする機能も開発が進んでいます。AIアシスタントは過去の会議内容も参照できるため、関連する過去の議論との紐づけや経緯の確認にも活用できます。
雑音・フィラー自動除去
「えー」「あの」「うーん」といった無意味な発声(フィラー)や環境雑音を自動的に検出・除去し、クリーンな議事録テキストを生成します。これにより、文字起こし後の手動編集の手間が大幅に削減されます。フィラーの除去は、読みやすい議事録を作成する上で非常に重要な機能であり、他の文字起こしツールと比較してもRimo Voiceのフィラー除去精度は高い水準にあります。
議事録の共同編集
生成された議事録は、チームメンバーとリアルタイムで共同編集できます。テキストの修正、コメントの追加、ハイライトの設定などが可能で、Google Docsのような直感的な操作感で複数人が同時に編集作業を行えます。編集履歴も保持されるため、変更の追跡やバージョン管理も容易です。
対面・オンライン・ハイブリッド対応
オンライン会議だけでなく、対面会議やハイブリッド形式の会議にも対応しています。対面会議の場合はスマートフォンやPCのブラウザから直接録音するか、録音済みの音声ファイルをアップロードして文字起こしを行えます。ハイブリッド会議では、オンライン参加者と対面参加者の発言を統合して一つの議事録にまとめることが可能です。
セキュリティ機能
ISO27001およびISO27017の認証を取得しており、企業のセキュリティ要件に対応しています。データは日本国内のサーバーで暗号化して保管され、通信もすべて暗号化されています。法人プランではIPアドレス制限、SSO(シングルサインオン)、監査ログ、利用制限などの高度なセキュリティ機能が利用可能です。さらに、ユーザーデータをAIの学習に使用しない方針を明示しており、機密性の高い会議内容を安心して処理できます。
💰 料金プラン

Rimo Voiceは4つの料金プランを提供しており、個人利用からエンタープライズまで幅広いニーズに対応しています。年払いを選択すると最大33%の割引が適用されます。全プランでクレジットカード不要の無料トライアルが利用可能です。
文字起こしプラン(月額1,650円・税込)
高精度AIによる文字起こし機能に特化したエントリープランです。月間2,100分(35時間分)の文字起こしが可能で、話者分離機能を含みます。データ保持期間は30日間です。AIによる要約やボット録音機能は含まれていないため、音声ファイルのアップロードによる文字起こしが中心の使い方になります。インタビューの文字起こしやポッドキャストのテキスト化など、要約機能が不要なユースケースに適しています。年払いの場合はさらにお得に利用できます。
プロプラン(月額4,950円・税込)
Rimo Voiceが最も推奨するプランで、ボットによる無制限録画、無制限の文字起こし、AI要約機能、会議AIアシスタントとの対話機能、1,000 Rimo AIクレジットが含まれます。個人で本格的にAI議事録を活用したいユーザーに最適なプランです。文字起こし時間に制限がないため、会議の多いビジネスパーソンでも安心して利用できます。
チームプラン(月額6,600円・税込)
プロプランの全機能に加えて、チームメンバーの招待機能、共有チームフォルダ、チーム管理機能が利用できます。小規模チームや部門単位での導入に適しています。1アカウントあたりの料金で、チームメンバーを追加する形で利用します。チーム内での議事録の共有や管理が効率化されるため、複数人で議事録を活用する場面で威力を発揮します。
法人プラン(要見積もり・11アカウント以上)
チームプランの全機能に加え、利用ログの取得、IPアドレス制限、SSO(シングルサインオン)、請求書払い、無制限のデータ保持期間が含まれます。大規模組織向けのプランで、セキュリティ要件の厳しい企業にも対応できる管理機能が充実しています。専任の担当者によるオンボーディングサポートや優先サポートも提供されます。
🌏 日本語対応度
Rimo Voiceの日本語対応は、AI文字起こしツールの中でもトップクラスの水準にあります。
開発元のRimo合同会社は日本企業であり、サービスの設計思想の根幹に「日本語音声の正確な認識」が据えられています。独自開発の日本語特化エンジンは、一般的な会話だけでなく、ビジネス用語、医療用語、法律用語、IT用語などの専門分野にも対応しています。
UIはすべて日本語で提供されており、ヘルプセンター、ドキュメント、カスタマーサポートも完全に日本語対応です。料金も日本円で設定されており、請求書払いにも対応するなど、日本の商習慣に合わせたサービス設計がなされています。
文字起こしの品質面では、漢字の変換精度が高く評価されており、句読点の自動挿入も自然です。ユーザーレビューでは「ほとんど音声の認識にミスが無く、漢字の表記もばっちり」という声が多く寄せられています。日本語の同音異義語の処理も文脈に応じて適切に行われ、手動での修正が必要なケースは少ないとの評価です。
一方で、30以上の外国語にも対応しているため、英語や中国語などの多言語会議の文字起こしにも活用できます。ただし、日本語以外の言語での認識精度は日本語ほど高くない場合があり、多言語対応を重視する場合は他のツールとの併用も検討に値します。
サポート体制も日本語で充実しており、メールでの問い合わせに加え、法人プランでは専任担当者によるサポートが受けられます。導入時のオンボーディングや運用に関する相談も日本語で対応しているため、英語でのやり取りに不安がある企業でも安心して導入できます。
✅ メリット・デメリット
メリット
日本語の文字起こし精度が非常に高い点は、Rimo Voiceの最大の強みです。句読点の自動挿入、漢字変換の正確さ、専門用語への対応力は、海外製の競合ツールと比較して明確なアドバンテージがあります。日本語の微妙なニュアンスや敬語表現も正確に認識するため、ビジネス文書としてそのまま使える品質の議事録が生成されます。
処理速度の速さも大きなメリットです。1時間の音声をわずか5分程度で文字起こしが完了するため、会議直後に議事録の確認・共有が可能です。リアルタイムでの活用にも十分対応できるスピードです。
セキュリティ面では、ISO27001およびISO27017の認証を取得しており、データは日本国内のサーバーで保管されます。通信とデータの暗号化、IPアドレス制限、SSO対応、監査ログなど、エンタープライズ要件を満たすセキュリティ機能が充実しています。日本企業のコンプライアンス要件に適合しやすい点は、海外製ツールにはない強みです。
AIによる要約機能の品質も高く評価されています。単なる要約にとどまらず、各社の議事録フォーマットに合わせたカスタマイズが可能で、そのまま社内共有できるレベルの議事録が自動生成されます。
また、ユーザーデータをAIの学習に使用しない方針を明示している点も、機密性の高い会議を扱う企業にとって安心材料です。
導入の容易さもメリットの一つです。クレジットカード不要で無料トライアルを開始でき、カレンダー連携の設定も簡単なため、ITリテラシーが高くないユーザーでもスムーズに利用を開始できます。
デメリット
料金面では、競合ツール(特にNottaなど)と比較してやや高めの価格設定です。プロプランで月額4,950円、チームプランで月額6,600円は、個人ユーザーやスタートアップにとっては負担が大きい場合があります。ただし、年払い割引を活用することでコストを抑えることは可能です。
会議の参加人数が多い場合に文字起こしの誤認識が増える傾向があるという指摘がレビューで見られます。特に大人数の会議で複数の人が同時に発言する場面では、話者分離の精度が低下することがあります。
クラウドサービスであるため、オフライン環境では利用できません。インターネット接続が不安定な環境での会議録音には向いていません。
専用のモバイルアプリが提供されていない点もデメリットの一つです。スマートフォンからはブラウザ経由で利用可能ですが、音声ファイルのアップロードや詳細なテキスト編集などはPCでの操作が推奨されています。
また、法人プラン以外ではデータ保持期間に制限がある点にも注意が必要です。文字起こしプランでは30日間のデータ保持となるため、長期保存が必要な場合は上位プランの検討やデータのエクスポートが必要です。
Chrome以外のブラウザでの利用に制限がある点も気になるポイントです。iPhoneではSafariの使用が推奨されるなど、ブラウザの選択に注意が必要です。
🎯 向いている人・向いていない人
向いている人
日本語の会議が多いビジネスパーソンに最も向いています。日本語特化の音声認識エンジンにより、一般的な会議はもちろん、専門用語が飛び交う技術会議や経営会議でも高い精度で議事録を作成できます。
議事録作成に毎回多くの時間を費やしている方にとって、Rimo Voiceは劇的な業務効率化をもたらします。会議後の議事録作成を9割以上自動化できるため、本来の業務に集中する時間を確保できます。
セキュリティ要件の厳しい企業のIT管理者やコンプライアンス担当者にも適しています。ISO認証取得済みで、データの国内保管、SSO対応、監査ログなど、エンタープライズレベルのセキュリティ機能を備えています。
Zoom、Teams、Google Meetなどのオンライン会議を日常的に行うリモートワーカーやハイブリッドワーカーにも最適です。カレンダー連携でボットが自動参加するため、録音忘れの心配がありません。
インタビュアーやリサーチャー、ライターなど、音声データを頻繁にテキスト化する必要がある職種の方にも重宝します。取材音声やインタビュー音声を迅速にテキスト化でき、原稿作成の効率が大幅に向上します。
営業チームにとっても有用です。商談の録音から要約を自動生成し、CRMへの情報入力やチーム内での情報共有を効率化できます。
向いていない人
日本語以外の言語が中心の会議を行うユーザーには、他の多言語対応ツールの方が適している場合があります。Rimo Voiceは30以上の言語に対応していますが、日本語以外の認識精度は日本語ほど高くない可能性があります。
無料で使い続けたいユーザーには向いていません。無料トライアルは用意されていますが、継続利用には有料プランへの加入が必要です。完全無料のツールを求める場合は、他の選択肢を検討する必要があります。
オフライン環境での利用が多い方にも不向きです。クラウドベースのサービスであるため、安定したインターネット接続が必要です。
モバイルでの操作を重視するユーザーにとっては、専用アプリがない点がネックになる可能性があります。スマートフォンからの利用はブラウザ経由に限られ、一部機能に制約があります。
少人数のフリーランスや副業ワーカーで、月に数回程度しか会議がない場合は、従量課金型の他サービスの方がコストパフォーマンスが良い可能性もあります。
🚀 始め方・活用のコツ
アカウント作成と初期設定
Rimo Voiceの公式サイト(https://rimo.app/about/voice)にアクセスし、無料トライアルに申し込みます。クレジットカードの登録は不要で、メールアドレスとパスワードの設定だけで利用を開始できます。登録後、Googleカレンダーとの連携を設定すると、スケジュールされた会議にボットが自動参加するようになります。
最初の使い方
まずは既存の録音データをアップロードして、文字起こしの品質を確認するのがおすすめです。MP3、M4A、WAV、MP4など主要なフォーマットに対応しているため、過去の会議録音があればすぐに試すことができます。文字起こし結果を確認し、精度に満足できたらオンライン会議でのボット連携に進みましょう。
活用のコツ
録音品質が文字起こし精度に直結するため、可能な限りクリアな音声を入力することが重要です。外部マイクの使用や、静かな環境での録音を心がけましょう。会議室の反響が大きい場合は、指向性マイクの使用が効果的です。
議事録テンプレートのカスタマイズ機能を活用すると、組織のフォーマットに合った議事録を自動生成できます。定例会議やプロジェクト会議など、会議の種類ごとにテンプレートを用意しておくと効率的です。テンプレートには「決定事項」「アクションアイテム」「次回までの宿題」などのセクションを設定しておくと、漏れのない議事録が自動生成されます。
会議AIアシスタント機能を使って、文字起こし結果からアクションアイテムの抽出や決定事項のまとめを行うと、議事録の価値がさらに高まります。会議後すぐにアクションアイテムをチャットツールで共有する運用を確立すると、チーム全体の実行力が向上します。
チームプランや法人プランを利用する場合は、共有フォルダの構成を事前に設計しておくことで、部門やプロジェクトごとに議事録を整理しやすくなります。フォルダ名の命名規則を統一しておくと、後から議事録を検索する際にも便利です。
話者分離の精度を向上させるためには、初期段階で手動ラベリングを行い、AIに学習させることが効果的です。数回の会議分をラベリングすると、以降の自動識別精度が向上します。
定期的に文字起こし結果を確認し、誤認識が多い専門用語があれば、フィードバックを通じて精度改善に貢献することもできます。ツールの学習が進むことで、使い続けるほど精度が向上していきます。
📊 総合評価
Rimo Voiceは、日本語の会議議事録作成に特化したAIツールとして、国内市場でトップクラスの実力を持つサービスです。
ITreviewでの総合評価は4.4/5.0、使いやすさは4.6/5.0と高く評価されており、特に日本語の文字起こし精度と使いやすさにおいて高い満足度を得ています。BOXIL SaaS AWARDでの複数受賞も、サービスの品質を裏付けています。
日本語特化の音声認識エンジン、ISO認証取得済みのセキュリティ、日本国内でのデータ保管など、日本企業が安心して導入できる要素が揃っています。議事録作成の工数を劇的に削減できるため、会議の多い組織にとってはROIの高い投資となるでしょう。
料金は競合と比較してやや高めですが、日本語精度の高さ、セキュリティの堅牢さ、サポートの質を考慮すると、日本語会議中心の組織にとっては十分に見合う価値があります。特にセキュリティ要件の厳しいエンタープライズ用途では、国内データ保管とISO認証が大きな差別化要因となります。
25万ユーザー・2,000社以上の導入実績は、サービスの信頼性を示す重要な指標です。SB C&Sとのディストリビューター契約締結など、販売チャネルの拡大にも積極的であり、今後もサービスの成長が期待されます。
議事録作成に課題を感じている日本のビジネスパーソンにとって、Rimo Voiceは第一候補として検討すべきツールです。無料トライアルでクレジットカード登録なしに試せるため、まずは実際の会議で精度を確認してみることをおすすめします。導入後すぐに効果を実感できるツールであり、会議文化の改善に大きく貢献するでしょう。



