Xero

AIアシスタントJAX搭載のクラウド会計ソフトウェア

4.3
/ 5.0
公式サイトを見る

料金モデル

有料

日本語対応

一部対応

開発元

Xero (NZ)

プラットフォーム

モバイル, API

評価スコア

総合評価
4.3
使いやすさ
4.2
機能の充実度
4.3
コストパフォーマンス
4.1
サポート
3.9

💡 概要

Xero(ゼロ)は、2006年にニュージーランドで設立されたクラウドベースの会計ソフトウェアです。現在世界200カ国以上、400万社以上の中小企業に利用されており、QuickBooksと並ぶグローバル会計ソフトのトップブランドとして知られています。

XeroのAI機能は、会話型AIアシスタント「JAX」を中心に展開されています。JAXはルーティンワークフローの自動化、キャッシュフロー予測、ビジネスヘルススコアの算出、アクショナブルなレコメンデーションを提供します。また、過去の取引パターンを学習して自動分類を行い、数週間の利用で80〜90%の精度で取引を正確にカテゴリ分けします。

最大の特徴の一つが「ユーザー数無制限・追加料金なし」の料金体系です。多くの競合が追加ユーザーに課金する中、Xeroはすべてのプランでユーザー数を制限しません。また、1,000以上のアプリマーケットプレイスにより、在庫管理、給与計算、CRMなど幅広い業務との連携が可能です。

⚙️ 主要機能

主要機能

AIアシスタント JAX

会話型AIアシスタントが日常的な会計作業を自動化します。取引の分類提案、未払請求書のリマインド、キャッシュフローの異常検出など、プロアクティブな財務管理をサポートします。

AI自動取引分類

過去の取引履歴を学習し、新しい取引のカテゴリを自動で提案します。利用開始から数週間で80〜90%の精度を達成し、手動での仕訳入力を大幅に削減します。

キャッシュフロー予測

AIが過去のデータと現在のパターンを分析し、将来のキャッシュフローを予測します。ビジネスヘルススコアの算出により、経営状態の健全性を一目で把握できます。

銀行連携・自動照合

世界中の主要銀行とのダイレクト接続により、取引データを自動取り込み。AIが銀行取引と帳簿上の記録を照合し、マッチング候補を提案します。

請求書管理・支払い処理

請求書の作成、送信、追跡、オンライン決済受付まで一元管理。未払い請求書のリマインダー自動送信や、支出の追跡・承認ワークフローも搭載しています。

💰 料金プラン

料金プラン
  • Starter: 月額13ドル。請求書20件/月、見積書5件/月、銀行照合対応
  • Standard: 月額37ドル。請求書・見積書無制限、複数通貨対応、プロジェクト追跡
  • Premium: 月額70ドル。Standard全機能+マルチカレンシー完全対応、高度な分析

全プランで30日間の無料トライアルが利用可能で、すべての機能にアクセスできます。全プランでユーザー数無制限・追加料金なしです。

🌏 日本語対応

XeroのUIは主要言語に対応していますが、完全な日本語UIは現在のところ提供されていません。日本の銀行との直接連携も限定的で、日本の確定申告やインボイス制度に完全対応した機能は搭載されていません。海外事業を持つ日本企業や、外資系企業の日本法人での利用は可能ですが、国内中小企業の経理業務には、freeeやマネーフォワードの方が適しています。

メリット

1. ユーザー数無制限の料金体系: すべてのプランでユーザー数に制限がなく、追加料金も発生しません。チーム全体で会計データにアクセスする必要がある成長企業にとって、大きなコストメリットがあります。

2. AI自動分類の高い精度: 数週間の学習で80〜90%の精度を達成する取引自動分類により、経理担当者の手作業を大幅に削減します。

3. 1,000以上のアプリ連携: マーケットプレイスの豊富なアプリにより、在庫管理、給与計算、CRM、請求管理など、会計以外の業務との統合が容易です。

4. キャッシュフロー予測とインサイト: AIによる予測分析で、資金繰りの見通しを立て、適切な経営判断を支援します。ビジネスヘルススコアにより、経営の健全性を直感的に把握できます。

5. 手頃な価格設定: Starterプランが月額13ドルからと、中小企業でも導入しやすい価格帯です。ユーザー数無制限と合わせて、コストパフォーマンスに優れています。

デメリット

1. 日本市場への対応不足: 日本語UIが不完全で、日本の銀行連携、確定申告、インボイス制度への対応が不十分です。日本国内の中小企業にはfreeeやマネーフォワードの方が適しています。

2. Starterプランの機能制限: 最安プランでは請求書が月20件、見積書が5件に制限されており、成長中の企業にはすぐに物足りなくなる可能性があります。

3. レポートのカスタマイズ性: 標準レポートは充実していますが、高度なカスタムレポートの作成には制限があり、複雑な分析ニーズには対応しきれない場合があります。

💡 活用事例

1. フリーランス・個人事業主の経理自動化: Starterプランで請求書作成、経費追跡、銀行照合を自動化。AIの取引分類により、確定申告の準備時間を大幅に短縮しています。

2. 中小企業のマルチカレンシー管理: 海外取引のある企業がPremiumプランで複数通貨の取引を一元管理。為替レートの自動適用と通貨換算レポートで、国際取引の経理を効率化しています。

3. 成長企業の財務可視化: JAXのキャッシュフロー予測を活用し、3〜6ヶ月先の資金繰りを予測。ビジネスヘルススコアをダッシュボードに表示し、経営チームの意思決定をサポートしています。

4. 会計事務所のクライアント管理: 会計事務所が複数のクライアント企業のXeroアカウントを一元管理。ユーザー数無制限のため、クライアント側のスタッフにも自由にアクセス権を付与できます。

5. ECビジネスの売上・在庫管理: Shopify、Stripeなどのアプリ連携を活用し、ECプラットフォームの売上データを自動取り込み。在庫管理アプリとの連携で、販売と会計のデータをリアルタイムに同期しています。

🚀 始め方

1. Xero公式サイト(xero.com)で30日間の無料トライアルに登録します。

2. 会社情報と会計年度の設定を行います。

3. 銀行口座を接続し、取引データの自動取り込みを開始します。

4. 過去の取引を数件分類すると、AIが学習を開始し、以降の自動分類精度が向上します。

5. 必要に応じてマーケットプレイスからアプリを追加し、業務フローを拡張します。

💡 活用のコツ

  • 早期の銀行連携設定: 導入初日に銀行口座を接続し、AIの学習データを蓄積させることで、早期に高精度の自動分類が実現します。
  • アプリ連携の積極活用: 1,000以上のアプリの中から、自社の業務に必要なものを選択し、データの自動連携を設定しましょう。
  • キャッシュフロー予測の定期確認: JAXのキャッシュフロー予測を週次で確認し、資金不足のリスクを早期に検知する習慣をつけましょう。
  • ユーザー権限の適切な設定: ユーザー数無制限を活かして、経理以外のメンバーにも閲覧権限を付与し、経費申請や請求確認をセルフサービス化しましょう。

🎯 向いている人・向いていない人

向いている人

  • 海外取引のある中小企業やスタートアップ
  • チーム全体で会計データにアクセスしたい成長企業
  • 会計事務所で複数クライアントを管理する会計士
  • ECビジネスを運営し、複数のプラットフォームとの連携が必要な事業者

向いていない人

  • 日本国内の経理・確定申告を主目的とする中小企業(freee/マネーフォワード推奨)
  • 高度なカスタムレポートや複雑な管理会計を求める大企業
  • オフライン環境での会計作業が多い事業者
  • 日本の銀行との直接連携を必須とする企業

📊 総合評価

Xeroは、中小企業向けクラウド会計ソフトのグローバルリーダーとして、AIアシスタントJAX、高精度の自動取引分類、1,000以上のアプリ連携、ユーザー数無制限の料金体系など、コストパフォーマンスに優れた包括的な機能を提供しています。特にユーザー数無制限は、成長企業にとって他社にない大きなメリットです。一方、日本市場への対応は不十分で、国内中小企業の経理業務にはfreeeやマネーフォワードの方が適切です。海外取引のある企業、外資系企業、グローバルビジネスを展開する中小企業にとっては、非常に有力な会計ソリューションと言えるでしょう。

⚙️ Xeroの追加機能詳細

#### 無制限のユーザーアクセス

Xeroの最大の差別化ポイントの一つは、すべてのプランで無制限のユーザーを無料で追加できることです。競合の多くがユーザー数に応じた課金を行う中、Xeroではチーム全員がシステムにアクセスでき、追加料金が発生しません。これは特に成長中の企業にとって大きなメリットです。

#### 1,000以上のアプリ連携

Xeroは1,000以上のサードパーティアプリとの連携に対応しています。決済サービス(Stripe、PayPal)、ECプラットフォーム(Shopify)、プロジェクト管理(Asana)、CRM(HubSpot)など、ビジネスに必要なツールとシームレスに統合できます。

#### 自動銀行取引照合

銀行口座やクレジットカードをXeroに接続すると、取引データが自動的にインポートされ、AIが仕訳の候補を提案します。手動での入力作業を大幅に削減し、経理業務の効率化に直結します。機械学習により、利用を続けるほど照合の精度が向上します。

#### マルチ通貨対応

Established(上位)プランでは、160以上の通貨での取引に対応し、為替レートの自動更新機能を備えています。海外取引が多い企業にとって、為替差損益の自動計算や多通貨レポートの生成は非常に便利です。

#### 予算管理と予測

将来の成長計画を立て、財務リスクを管理するための予算管理・予測機能を搭載しています。実績と予算の比較レポートにより、経営状況をリアルタイムで把握できます。

💰 料金プラン詳細

#### Earlyプラン(月額20ドル)

個人事業主やフリーランス向けの基本プラン。請求書の送付数や銀行取引の照合数に制限がありますが、小規模な事業には十分です。新規登録で初月無料の特典があります。

#### Growingプラン(月額47ドル)

成長中の小規模ビジネス向け。請求書の送付と銀行取引の照合が無制限になり、プロジェクト管理や経費精算機能も利用可能です。

#### Establishedプラン(月額90ドル)

確立されたビジネス向けの最上位プラン。マルチ通貨対応、高度なレポーティング、請求書の一括送信、予算管理機能などが含まれます。

🌏 日本語対応

Xeroは現在、日本語UIに完全対応していません。主要な対応地域は英語圏(オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アメリカ)であり、日本市場への本格進出は行われていません。日本語でのサポートやドキュメントは提供されておらず、日本の税制や会計基準への対応も限定的です。日本国内での利用は、英語環境での運用が可能で、国際取引中心の事業に限定されるでしょう。日本の会計ツールとしては、freeeやマネーフォワードが代替として適しています。

メリット追加

クラウドベースのため、いつでもどこからでもリアルタイムの財務状況にアクセスできます。会計士や税理士との情報共有もスムーズで、データのやり取りに伴う手間やエラーを最小化します。モバイルアプリも充実しており、外出先からの経費入力や請求書の確認が可能です。APIも公開されており、自社システムとのカスタム連携も実現できます。

デメリット追加

日本市場への対応が不十分な点が最大のデメリットです。日本の消費税計算、インボイス制度、電子帳簿保存法への対応は限られています。また、Earlyプランの取引数制限は、事業規模によってはすぐに上限に達する可能性があります。

💡 具体的な活用場面

海外取引が中心のEC事業者、多国籍スタートアップ、英語圏に拠点を持つ日本企業のバックオフィスなどでの活用が適しています。

📊 総合評価追加

Xeroは、英語圏の中小企業向けクラウド会計ソフトとして、QuickBooksと並ぶ世界的なリーダーです。無制限のユーザーアクセス、1,000以上のアプリ連携、直感的なUI、強力な自動化機能は高く評価されています。ただし、日本市場での利用には大きな制約があり、日本国内の中小企業にはfreeeやマネーフォワードの方が適しています。グローバルビジネスを展開する企業や英語圏での事業を運営する日本企業にとっては、Xeroは検討に値する優れた選択肢です。

⚙️ AI機能と自動化の詳細

Xeroは、AI と機械学習を活用した多彩な自動化機能を提供しています。銀行取引の自動照合機能では、AIが過去の仕訳パターンを学習し、新しい銀行取引に対して最適な勘定科目と取引先を自動提案します。使い込むほど提案精度が向上し、最終的には90%以上の取引を自動分類できるようになります。請求書のスマートキャプチャ機能(Hubdocとの統合)では、紙の領収書やPDF請求書を撮影・アップロードするだけで、OCR技術により金額、日付、取引先情報を自動抽出し、経費データとして取り込みます。リピート請求書の自動作成・送付機能により、定期的な請求業務を完全自動化でき、サブスクリプションベースのビジネスモデルに特に有効です。支払いリマインダーの自動送信により、未収金の回収率を向上させます。

🔗 銀行連携とキャッシュフロー管理

Xeroは、21,000以上の銀行・金融機関とのダイレクトフィード(自動取引取込)に対応しています。銀行口座、クレジットカード、PayPalなどの取引データが毎日自動的にXeroに取り込まれ、手動でのデータ入力が不要になります。キャッシュフロー予測機能では、過去の収入・支出パターンに基づいて将来のキャッシュフローを予測し、グラフィカルなダッシュボードで視覚化します。短期(30日)と長期(90日)の予測を比較表示することで、資金繰りの計画を立てやすくなります。複数通貨対応機能では、160以上の通貨での取引記録と為替レートの自動計算が可能で、国際取引を行う企業の外貨管理を効率化します。

📌 アプリマーケットプレイスとエコシステム

Xeroのアプリマーケットプレイスには1,000以上のサードパーティアプリが登録されており、ビジネスのあらゆるニーズに対応するエコシステムを形成しています。在庫管理(Dear Systems、Unleashed)、プロジェクト管理(WorkflowMax)、給与計算(Gusto、PayrollHero)、CRM(HubSpot、Salesforce)、EC(Shopify、WooCommerce)、POS(Square、Vend)など、業種・業務領域に応じた最適なアプリとの連携が可能です。API(RESTful)も公開されており、自社システムやカスタムアプリケーションとの連携開発が容易です。Xero API利用にはOAuth 2.0認証が必要で、セキュリティを確保しつつ柔軟な連携を実現しています。

💰 料金プランの詳細と地域別対応

Xeroの料金プランは、Earlyプラン(月額約15ドル)、Growingプラン(月額約42ドル)、Establishedプラン(月額約78ドル)の3段階です。Earlyプランでは月間20件の請求書作成と5件の銀行照合に制限があり、小規模な個人事業主やフリーランサーに適しています。Growingプランでは請求書と銀行照合が無制限になり、成長期の中小企業に最適です。Establishedプランでは、複数通貨対応、プロジェクト追跡、経費管理などの高度な機能が追加されます。すべてのプランに30日間の無料トライアルが付属しています。Xeroは、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスを中心に、アメリカ、カナダ、シンガポール、南アフリカなど多くの国で利用可能ですが、各国の税制に最適化された機能が提供されるため、対応国での利用が推奨されます。

🔒 セキュリティとコンプライアンス

Xeroは、金融データを扱うプラットフォームとして、厳格なセキュリティ基準を維持しています。データの暗号化(AES-256)、二要素認証(2FA)の標準提供、SOC 1・SOC 2認証の取得、ISO 27001準拠など、エンタープライズレベルのセキュリティ対策が実装されています。99.9%のアップタイムSLAが保証されており、ビジネスクリティカルな会計業務の中断リスクを最小化します。自動バックアップ機能により、データの喪失リスクにも対応しています。ユーザーアクセス管理では、役割ベースの権限設定が可能で、会計士、経理担当者、管理者など、各ユーザーの役割に応じたアクセス制限を設定できます。監査証跡機能により、すべてのデータ変更が記録され、内部監査や外部監査への対応が容易になります。Xeroは、クラウド会計ソフト市場において、直感的なUXと強力な自動化機能の組み合わせにより、世界中の中小企業から圧倒的な支持を得ています。

🔗 会計士・税理士との連携

Xeroは、「会計士と共にビジネスを支える」という哲学に基づき、会計専門家との連携機能を強化しています。Xero HQ(会計事務所向けダッシュボード)では、会計士が複数のクライアントのXeroアカウントを一元管理でき、各クライアントの財務状況をリアルタイムで把握できます。クライアントとのドキュメント共有機能では、決算書や税務申告書のやり取りがXero内で完結し、メールでの添付ファイルのやり取りが不要になります。Xero Tax(一部地域のみ)では、会計データから税務申告書の自動生成が可能で、確定申告シーズンの会計士の業務負荷を大幅に軽減します。Xeroのパートナープログラムでは、認定アドバイザー制度を通じて、会計士のスキルアップとクライアントへの付加価値提供を支援しています。

📌 レポーティングとビジネスインサイト

Xeroのレポーティング機能は、50種類以上の標準レポートを提供しています。損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、試算表、売掛金・買掛金エイジングレポート、予算対実績比較レポートなど、経営判断に必要な財務レポートが網羅されています。カスタムレポート機能では、独自の指標やフィルタを設定した詳細レポートの作成が可能です。トラッキングカテゴリ機能を活用すれば、部門別、プロジェクト別、地域別の収益・費用分析が行えます。ダッシュボード画面では、売上推移、経費の内訳、未収金の状況、銀行残高などの主要指標がグラフィカルに表示され、ビジネスの健全性を一目で確認できます。Xeroは今後もAIと自動化の強化を通じて、中小企業の財務管理をさらにシンプルかつインテリジェントにする方向で進化を続けていきます。

関連ツール

🤖

Sparkpedia

あなたに最適なAIツールを提案

こんにちは!Sparkpediaです。どんなAIツールをお探しですか?用途や目的を教えてください。